【メディア掲載】電気通信大学と携帯市場の産学連携の取り組みが、木暮祐一氏のモバイル総合大学校に掲載されました。

国立大学法人電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 横川研究室(横川 慎二教授)と株式会社携帯市場(代表取締役社長・粟津浜一)が2021年3月31日(火)13時30分より、ダイヤモンド経営者倶楽部(東京都港区)で開催した発表会、産学連携プロジェクト「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」が、携帯ジャーナリスト・木暮祐一氏が執筆するモバイル・アプリ・IoTを楽しく学ぶメディア「モバイル総合大学校」に掲載されたことをお知らせします。

 

モバイル総合大学校掲載(木暮祐一氏執筆)

 

⇒ながら充電はスマホのバッテリーに悪影響!|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

電気通信大学横川研究室と携帯市場の発表では、昨今のコロナ禍の影響からも”ながら充電”をしている人が増えており、その傾向は若年層は勿論、最近ではシニア層にも広がっています。在宅が影響してか、長時間動画、またはゲーム、そしてテレビ会議を行う事で「バッテリーが切れる不安」からか、継続充電、または継ぎ足し充電をするユーザーが急増していると、現状について調査レポートを発表しました。

バッテリーの不具合の要因上位9位は全て”発熱”

今回の発表にもある通り、”ながら充電”をし続けながらゲームをした場合、充電しない時のそれと比べると8.9度もの温度差が生じた研究結果が出ています。スマホによる事故、トラブルの上位は全て「発熱」によるもの。バッテリー劣化をすることで発熱し、それが原因で発火、また事故につながる危険性がはらんでいます。発熱の原因はいろんな要因が重なって起きるとも言えますが、生活環境がこの1年で大きく変化しています。その中でもスマートフォンやタブレット、PCなども長時間利用する機会が大幅に増えていると予測されます。その変化の中で、発熱による事故が増える可能性を示唆した研究結果とも言えます。独立行政法人製品評価技術基盤機構が2015年に発表した下記のデータ結果にある通り、バッテリー不具合による傾向調査を行ったところ、燃焼、破裂、膨張、発火、火災、発煙、外角樹脂の熱変形、溶融、火傷と、上位9位は全て発熱が原因によるものです。

電気通信大学横川研究室プレゼン資料より出典

※電気通信大学横川研究室プレゼン資料より出典ー市場におけるバッテリー不具合の傾向。上位9位を占めるのは全て”発熱”が原因とされる

今回発足した「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」は、今の現状を見据え、防災の面、または、環境保護の観点からも、不良品のスマホ、または、産廃として廃棄されるスマホが今後急増すると懸念しており、そのためにどのような使い方をしたら安全か、さらに環境や経済の視点からもどう使うことで端末が長持ちできるか、現在の生活環境、またはビジネスシーンにおいて啓蒙的な役割ができるような取り組みを継続的に行っていく考えです。

⇒【プレスリリース】電気通信大学との産学連携によるスマホバッテリー劣化研究プロジェクトが発表 バッテリー劣化による経済損失額は推定4,220億円相当

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